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英国バーミンガム「美女と野獣」:何気に動物ランド

英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ。
エリシャ・ウィリスがケガで急遽佐久間さん。
キツネ役も日本人のダンサーでしたし。
英国バーミンガムって、こんなに日本のダンサーがいるのか……と初めて知った次第(^_^;)スイマセン。

舞台は2幕物ですが、舞台の場面転換がとてもスムーズでテンポが良くて、お話の世界に入りやすかったなぁ、というのが一番の感想です。
ラスト・クライマックスのライトなんかとても幻想的で盛り上がりました。
野獣が王子の姿に戻り、ベルの「何が起こったのかワケ解んない……!?」という感じの演技がとてもかわいらしかったです。

森の樵(魔法使い?)がとても存在感あります。
森のキツネやカラス、お金持ちの豚さんとか、何気に動物ランド(?)で楽しい。
カラスの親分がなかなかダーティーなイメージでかっこよかったです。

豚を「コション」と敢えてフランス語にしているところに、いまだ続いているのか、伝統的な英仏関係を感じてしまいました(^_^;)
もしこれがフランス作のバレエだったら、豚さん役は「ピッグ」とか言われていたのだろうか。
まるでかつて梅毒をフランスでは「英国病」、英国では「フランス病」と呼んでいたような時代を一瞬髣髴しましたがな(^_^;)

次は吉田都さんのコッペリア……のはずだったんですが。
急な出張で行けなくなってしまいました_| ̄|○
キャンセル待ちまでして取ったのに、大英勲章取ってはじめての舞台ということで楽しみにしていたのですが、とてつもなく残念です……。

by kababon_s | 2008-01-07 16:23 | Ballet