お伽草子:魔都にふさわしき「池袋」

「池袋は東京最大の魔都」と三善里沙子氏が著書で言っておられた。
「街を挙げての魔界」だと。
いや、さもありなん。

わが愛する池袋には他の街にはない独特の、おどろおどろしいような、でもはまると足抜け出来ないような愛すべき空気がある。
庶民中の庶民、「生きる」ことにしぶとく貪欲な、清濁併せ持つ、禍々しさと奇妙な清々しさが共存する、東京でも稀有な街だと思う。
さすが江戸川乱歩が終の住処とした街。
一言で言えば良くも悪くも「人臭い」のだ。

東西南北、逢魔ガ辻を見据える「四面塔」はまさにあの世とこの世の境目。
清濁玉石なんでもあり、だ。
ちょっと霊感の強い友人などは「池袋には足を踏み入れられない」という。
ヒカルの記憶が戻るのにこれ以上ふさわしい場所はないともいえるわけで。

しかも今回はヒカルと万歳(バンザイ)が大々接近。
憎々しいほどかっこよく悪漢どもを退治し、あの無骨い綱をお姫様だっこするバンザイ・パワー、やはりこの世のものではないのか

お話が相当に佳境に近い。
気になるのは綱とヒカルとバンザイの関係ですが。
いや、ヒカルとバンザイなんでしょうけれど……(-_-;)
バンザイと兄貴の声優さんが同じ三木眞なのに何か意味はあるのかな??
平安時代は兄貴、早々におっちんだから、いまや“御大”的三木眞、続けてご登場願ったのかな、とは思ったのですが。
話が詰まってくると、なにやらここのところが異様に気になってきたりして。

ところで。
ヒカルの飯は本気で不味いようだ。
綱、行方不明になっててよかったか……????
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by kababon_s | 2004-12-15 13:00