スーパームーンの晩に

19年ぶりに地球に接近したというスーパームーン。
買い物ついでに…というか月見ついでの買い物時に見上げたら、ホントにでかい!
でもってキレイだ。

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コンパクトカメラでこれだけ撮れるとは、ホントに接近してるんだなぁ!

で、なんか久々にぐぐぅ~~っと、お月さまを見た時ふと気が付きました。
こんなにぐぅぅぅ~~っと、上を見たのは久しぶりだなぁ、と。
妙にお月さま見たら、というより首をぐぐっとあげたら、ホントに少しスッキリ。


実際、あの災害から8日経ちました。
書きたいこと、言いたいことはいろいろあるしあったけれど、被災地の凄まじさややるせなさ、東京でも毎晩毎日続く揺れや原発で、ましてや夜に一人でいると、やっぱり不安になりますわいな。

地震当日にお邪魔していたビルの、揺れた時に「ミシッ」といった音は、揺れる度にフラッシュバックしてくるし、あの日は10km弱歩いて帰ってきたら、部屋の本棚2つが倒壊していて、自宅に居ながら寝袋で寝るという羽目に(苦笑)

翌日、被災地の苦難や家や家族などを一瞬に失くす現実を我が身に置き変えて想像すれば、本が散乱するくらい…と思い片づけしつつ、もし外出せずにこの部屋で作業をしていたら、倒れてきた2つの本棚の下敷きになって…という恐怖も頭をよぎりましたね。

しばらくしての、巷の買い出しパニック。
買い置きなぞするつもりもなく、普通に冷蔵庫の中身が乏しくなってきたのでスーパーに行ったら、すっからかん!
ミズナとシメジしか買えなかった。

いや、でも被災地を思えばミズナとシメジが手に入るんだからいいじゃん!と自分に言い聞かせる。
パスタは本棚倒壊ついでの部屋掃除で何故か2袋も発掘したので、では今夜はミズナとシメジのクリームパスタでも…と思ったら今度は牛乳がない。
じゃあ牛乳の代わりに生クリームで…→スジャータで…→ええい、クリープでどうだ!とクリープが数袋、ぽつねんと残った棚の前に立ったら、何やら空しくなってきたので、そのまま立ち去ったわさ。

また月末には出張がある。
正直、この状態で出張に行くことに意味があるのかとも考えました。
しかし、「旅」もといレジャーは絶対、後で必要になる、と考える。

ならば。
行けば現地じゃいろいろ聞かれるだろうから、とネットで現地でどのように報道されているのかチェックしていると、最初はこの災害にもめげずに助け合う日本人に賞賛があつまっていたものの、原発事故が報道されるとともに、様子はどんどん変わっていき、日本脱出だの、日本からの貨物拒否だの、日本が危険だ、日本オワタ\(^o^)/…などと、これまた結構うんざりする情報が並んでる。
ああ、これがいわゆる風評被害か…。

これから日本が戦っていかなきゃならないもの・ことはたくさんあるわけだ…。
旅行業だって、いつものことながら、また大打撃だろう(もう慣れた…)。
やっと認知度高まった外客誘致だって、またも苦難の道なのは明白。
てか京都や大阪に外客キャンセルが相次ぐ状態を、指くわえてみてるな関西…。
大丈夫なトコが頑張らなくてどうするよ!!

…なんて吠えてみるが、相手が放射線だけに、ちゃんとした知識がなきゃ、理解はなかなか難しいだろうなぁ。
そしてお決まりの、過剰なまでの自粛ムード。
コンサートやバレエなんか中止になり、娯楽もないこの閉塞感…。

「こんなご時世」だから、音楽や美術、芸術は大事だと思うのです。
旅先の美しい写真だって、そうです。
野田秀樹氏が「このご時世に」と言われながらも、芝居を上演した時のメッセージをば。
いつもお邪魔している舞台関係のブログで紹介されていたものですが、ホントに仰る通りです。

芸術、美術、芝居も舞台も、ココロの栄養分です。
大がかりな舞台装置もまばゆい照明もなくたっていい。
そこに演じている、踊っている人が、そしてその人の気持ちが伝わってくるだけで、元気になれるのだと思うのです。

節電だろうが停電だろうが、電車が来なくて不便だとか、そんなの全然、我慢できます。
スーパーにモノがないなら、乾麺でもなんでも、あるもので何とかすりゃあいい。

でもこのまま過剰な自粛が続いたら、元気な者まで弱りそうだ。
ココロの栄養補給は、必要なのです。

で、おっきなお月さまでプチ補給。
今夜3:10にまんまるになるのだそうな。

でも考えてみればこれも自然。
暴れている太平洋プレートも自然。
日本って、ホントに自然とともに暮しているなぁ…。
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by kababon_s | 2011-03-20 23:04 | Life