IE9ピン留め

Love from Paris エトワール Bプロ:自然体で、淡々と。

フランスからの大西洋は、北からブルターニュ、ナント、ボルドー、アルカッションとサン・ジャン・ド・リュズで眺めたことがある。
北米大陸に向けて開けた、またフランスも新大陸植民地競争で乗り出して行った海は、さぞや洋々と開けているんだろう…と思ったら、意外と辛気臭いというか、荒涼とした雰囲気だったのが強く印象に残っている。

ブルターニュだからか、と思ったが、それはどこに行っても程度の差はあれ感じたことで、もちろん南下しスペインに近づくにつれて明るくはなってきたが、やはりどこか虚空が広がっているような雰囲気があった。
当然、季節とか天候も関係しているだろうけれど。

1月31日のパリ・オペラ座「Love from Paris エトワール」Bプロの、この日のラストを締める「オーニス」は、その大西洋を望む、ラ・ロシェルを中心とする旧地方名がタイトルになっている。

ラ・ロシェルを中心とするオーニスは、古くは英国領になってたり、新教徒が多かったために、それこそ「三銃士」の時代のラ・ロシェルの戦いでは人口が激減するほどに完膚なきまでに叩き潰されたりと、結構「その時代の反政府的」要因で歴史に翻弄され、革命後の地方編成ではついに「オーニス」は「旧名」となってしまった、という場所だったりするのだ。

そんな海と土地を思わざるを得ない「オーニス」は、男性3人がアコーディオンの音楽に乗って、淡々と踊る。
ダンサーはオファルト、マニュネ、ビトンクールという次代の若手たち。

3人とも白のシャツに黒パンツにサスペンダー。
男性3人の踊りとはいえ、組んだり手を取り合うことなく、それぞれが同じようで微妙に違う、あるいはちょっとテンポのずれたタイミングでポーズを取る。
あるいはステップを踏む。
跳び、回る。

時折民族舞踊を思わせるようなアコーディオンのメロディは、当然ながらノスタルジックだが、でも陽気だ。
陽気で物哀しいが、悲劇はない。

ダンサーは「個」だ。

その一人、オファルトが特にこの日は絶好調だったのか、いよいよ実力発揮なのか(多分後者)、とにかく素晴らしく、意識せずとも彼の動きに目が行ってしまう。

彼の踊りは「見て見て!」とばかりに誇示するわけでもなく、むしろ逆。
どこか控えめのようで、でもやるべきことはきっちりとこなしながら、柔らかく優しく誠実で、静かに力強い。
1部で踊ったドン・キホーテのバジルもそうだったのだが、とにかく自然体で、素直なのだ。
笑顔も、これは先日のAプロを見たときも思ったのだが、舞台笑いではなく、本当に心底踊りを楽しんでいるかのような、本人の心から沸き上がるような、それでいて「その役の」笑顔だった。

その自然さ、素直さが思わせたのか。

過去は過去だが今にあり、そして「明日」を重ねていく。
「個」である3人も、全てが一つの空間にある。
うれしいこと、悲しいこと、ささやかな喜びや笑い、先人の、昔の人の、何百年も前にこの土地で笑ったり泣いたりしてきた人たちや、明日ここでボール蹴りをするかもしれない子供たちの歓声も、あるいは犬を連れて散歩に来た老夫婦の人生も今も明日も、なにもかもが…。

そんなふわっと肩の力を抜ける、でもほんのり目頭が熱くなる「オーニス」。
…素敵だった、「オーニス」もオファルトも。

もちろんバンジャマンの「ランデヴー」は、Aプロとは違うテイストなのが面白い。
「またランデヴーかよ」とは正直思ったし、「アルルの女」も見たかったけど、踊り方次第で同じ作品でも違った雰囲気に見えるんだなぁ。
満を持して登場!の「スターバト・マーテル」は、見る側のその時の心持ち次第でいかようにも取れる、個人の感性に訴える作品。
どこかで誰かが見守っているような、暖かく優しい、孤独というのかな。
「椿姫」は舞台セットが「オネーギン」と同じで、オネーギンが走って出てくるカーテン(?)からマルグリットが現れる…というのがね、どうもね。
「椿姫だぞ!」と思ってるのに、2つの世界が交錯しちゃう感じがいまひとつ。
もうちょっとナントカならなかったかなぁ。
いや、踊り自体は情感こもってて、刹那の灯火のようだったけど。

あとはガニオ君の「カラバッジョ」。
あの破綻したカオスな画家の、ツヤツヤしたどす黒い狂気を表現してるのだとすれば……別の人でもう一度見たい、とやはり言いたい。

というわけで、パリオペは次は来年の「天井桟敷の人々」で。
ああ、楽しみだ。

最後に。
この日はボリショイの「スパルタクス」初日とあって、またTLでもそちらに流れていた人が多かったようで、パリオペ系の公演としては異様な空席。
私は(相変らず)2階の8列目だったのだけど、前に誰もいなくてスッカスカ。
おかげで視界がすごく広くて見易い公演で満喫できたけど、ほぼ満席が常のパリオペ公演としては、かなり寂しいものを感じたなぁ。
酷いところは2階1~3列目辺りのブロック丸空きとか。

もちろんあの震災で、公演自体やるのかやらないのか、誰が来るのか来ないのか、という話があったなかで決まった今回のガラ。
時期的にもいろいろ紆余曲折があったのだろうし、そうしたなかで実現したことは、やはりすごいと思うし、来てくれた方々にはやはり感謝しないといけない。

そうした諸所の事情も重なっての日程なんだろうけれど、でもやっぱり、パリオペとボリショイをバッティングさせて、共喰いしてる場合じゃないはずだ。
興業会社はもっと頭良くならないといけない。
# by kababon_s | 2012-02-01 18:40 | Ballet | Comments(0)

Love from Paris エトワール Aプロ:ローラン・プティへのオマージュ

パリ・オペラ座「Love from Paris エトワール」Aプロに行ってきました。
入り口でもらったチラシの中に2013年5-6月のパリオペ来日公演の情報!
「天井桟敷の人々」がついに来る!
この映画、もうはるかはるか遠い昔、映像美やマイム、「フランス」もとい「パリ」のエスプリや悲哀、雑多さ、マイム、華やかさの裏の影など、いろんな面からインパクトを受けた、私的には特別な作品で、それがマルティネスの手によってバレエ化されたと聞いてから見たくてたまらなかった。
本当はパリまで行きたかったけど、なかなかかなわず。
来年は特別にマルティネス、踊ってくれないかなぁとか思ったりして。

それはともかく、今回のAプロ。
団長のバンジャマン・ペッシュが昨年亡くなられたローラン・プティ作品を2つ踊るという、オマージュ的な要素もありました。

プティ作品の他に、バランシンにクランコ、古典ではヌレエフのロミジュリにパリ・オペの伝統「ジゼル」、さらにはジョゼ・マルティネスの「ドリーブ組曲」もあり、それぞれに濃い内容で、「ほわぁ~」と見ているうちに、あっという間に終わってしまった感じ。
さすがパリオペ。
そしてパリオペは「キレイ」「ウツクシイ」だけでは終わらない、その裏…というか奥の、人の生々しさまで見えるようなところが、本当にすごいと思うし、そこが何より好きだし、パリオペのパリオペたる魅力というのでしょうか。
まさに「人間芸術」なのですよなぁ。

で。
オープニングはバランシンの「ソナチネ」で、踊るのはドロテ・ジルベール&フロリアン・マニュネ。
ラヴェルのお馴染みの曲なんですが、のっけっから惹きつけられる作品でした。
なんだかつかず離れず、離れずつかず、しかし通い合う、決して離れることはない心…みたいな一つの物語のよう。
もう一度見たいです、これ。

今回は古典担当なのか、オファルトはロミジュリと、2部ではジゼルの2作品で王子。
パリオペの今回のプログラムの中に投げ込むと、古典がいささか地味に感じるような気もしますが、でも古典は古典でしっかりと見せてくれるのが、さすがといいますか。
ロミオは恋しちゃった青年の若々しさというのか初々しさが微笑ましく、アルブレヒトは、全幕で見たら、どよどよに後悔しそうなアルブレヒトなんじゃなかろうかという感じがしました。
オファルトはBプロでコンテンポラリー作品の「オーニス」を踊る予定ですが、実はこっちもかなり楽しみです。

ジュリエットのギゼンダナーは2部の「ドガの小さな踊り子」の方が良かったな。
この作品は世紀末の時代の裏がにじみ出ていて、好きです。
ビトンクールが華麗にダイナミックで素敵でした。

ビトンクールがもう1作品踊ったのがチャイコフスキー・パドドゥ。
今回のチャイパドは、本来の…といったらヘンですが、はじけるような、また可憐な小花の花束のようでほっとしました。
いや、昨年のABTで見た、ヘレーラ&ゴメスの濃厚なチャイパドのショック(笑)が未だ残ってたんだろうか(^_^;)
ゴメスのチャイパドももちろんそれはそれでよかったですよ。
ただヘレーラ&ゴメスだと、大輪のバラと濃厚な香りの強いカサブランカの花束のようでね(^_^;)
滅多に見られないもの見たとは思うけど。

ともかくフルステ&ビトンクールのチャイパドは軽やかで、それでいてパリオペ的な華やかさが漂う。
フルステが小さくてかわいい。
彼女は2部ではジョゼ振り付けの「ドリーブ組曲」を踊っていましたが、きびきびとした動きは結構好みです。

彼女はそういや今回残念ながら来日キャンセルとなってしまったエイマンと、「三銃士」の、おそらくコンスタンスとダルタニャンの出会いのパドドゥを踊る予定だったんだろうなぁ…なんてふと、思ってしまった。
「三銃士」ヲタとしては、エイマンのキャンセルで「三銃士」のプログラムが無くなってしまったのが実はとてつもなく残念ではありました。
フルステならオブラスツォーワとは違ったコンスタンスを踊ってくれたろうなぁ…とか、考えてしまいましたね。
前回のオブラスツォーワが妖精のような可憐なコンスタンスなら、フルステは利発で機転の利く、しっかり者の娘だったかも。
そして鬼女ミレディに抵抗しつつ殺されていくコンスタンスを演じてくれたかもしれない。
もう一度やってほしいもんです、あの「三銃士」。
できれば超特急ダイジェスト名場面集の全1幕ではなく2幕仕立てくらいで。
いや、無理なら1幕でもいいけど(笑)
ぜひ、お願いします。

話がそれました。

今回のたぶん真目玉(??)はバンジャマンのプティ作品、「狼」「ランデヴー」。
「狼」はあらすじ的には「美女と野獣」というのか、最後に娘は狼を選ぶ、というお話のようですが、狼は魔法をかけられた王子でもお貴族さまでもなく、本当に狼だという。
いったいどんな話なのやら。
「ランデヴー」はパリの街角で、振られる男。
本当にパリの匂いまで伝わってきそうな熱演でした。

いずれにしても、つくづく思ったのはバンジャマンの役の広さというのでしょうか。
王子からキャラクターまで、本当に彼の演技力は底が知れない。
ローラン・プティを尊敬してやまない、氏への想いもひしひしと伝わってくる、渾身の「ランデヴー」には、本当に胸が熱くなりました。

そして表目玉というか、1、2部ともトリを努めたのがガニオ君。
正直オネーギンはシュツットガルト本家やルグリ様の印象が強すぎて、どうよと思ってたのですが、ぶっちゃけやっぱり「どうよ」だったというか。
シアラヴォラのタチアナがすばらしかっただけに、またやはりガニオ君のキャラというのか、どうもオネーギンが泣いてすがるただの優男(まあそうなんだけど)で、「タチアナ、なぜそんなに悩むんだ??」って感じが否めず。
ちょっと…というか、かなりちぐはぐだったというか。
見ないで済むなら見たくなかったかも(^_^;)

反面、「マノン」のほうはもう彼女にメロメロ、もうどうだっていいよー!!というボンボン臭さ大炸裂のデ・グリューで、こっちの方はキャラにはまってて、「オネーギン」よりは、まだよい感じでしたね。
でも、なんつーのか、やっぱり「顔だけ」なのかなぁ、この人は。

という訳で、いろいろ濃かったAプロ。
次回のBプロが楽しみです。
…てか、今パリオペやってるということは、ボリショイももう始まるということで。
始まってる??
いろいろ忙しくも楽しみな、2~3月シーズン到来ですなぁ。
# by kababon_s | 2012-01-28 23:56 | Ballet | Comments(0)

レニングラード国立バレエ:最後の「昔ながらのレニ国」か

あけましておめでとうございます。
一生忘れられない昨年を経て、今年は少しでもいいこと、楽しいことを積み重ねて、笑っていけるような年にしたいものです。

というわけで、今年最初のバレエがレニ国ことレニングラード国立バレエ、というかミハイロフスキーというべきか。

サラファーノフに続き、ワシーリエフ&オーシポワも移籍し、ナチョ・ドゥアト景気に沸く、ちょっと話題のカンパニーです。

今回は行ったのは1月3日の姪っ子の誕生日プレゼント&クリスマス&お年玉で新春ガラ。それから「やっぱりサラファーノフは見たいよなー」ということで5日の「海賊」、8日ソワレの「白鳥の湖」でした。

でも今回来日したレニ国は、昔ながらのレニ国というのか。
これでナチョ・ドゥアト作品を持ってきてくれれば…と思ったけど、吉田都さんを招いての新春ガラは昔ながらのレニ国の「くるみ…」の2幕、今までとは違うバージョンの「白鳥」に「ライモンダ」。
「海賊」はルジマトフ版でした。

本国ではもうすでにドゥアト作品が踊られているので、過渡期というには語弊というか時差ボケがあるのですが、でも日本に持ってきたこの作品はやはり新しく生まれ変わろうとするレニ国の「過渡期」というか、最後の旧態なのか。
遠く離れている日本にいる身としては「サラファーノフ、よりによってレニ国かよ…」という思いを抱えながらの、「初のレニ国サラファーノフ」鑑賞でありました。
新春ガラはおまけなので、全幕物2つの覚書を。

●お話しはサクサク進むルジ版「海賊」

幕が開き嵐に翻弄される船の中にルジマトフとサラファーノフがいる…というのが、まず何とも奇妙(^_^;)
何だろう??

このルジマトフ版「海賊」、大筋は全然変わってないけれど話がスピーディーでサクサク進み、またテクニシャンのルジマトフらしく、男性の踊りがかなり見応えあるものに変わってるのがポイントでしょうか。

さらにアリの「奴隷解放宣言」(苦笑)というか、まあ奴隷ではなく「コンラッドの友人」とした、というのもポイントとパンフレットにありましたが、なんというか名称もとい肩書きが変わっただけで、踊りの振りそのものはコンラッドに対して恭しいままの、ぶっちゃけ奴隷根性抜けてないアリ。
友人にしちゃうとパ・ド・トロワが突然すぎって感じ…というか、これをお話し的にどう解釈すればいいのだよ(^_^;)
三角関係なら三角関係と複線打たなきゃ分からんなぁ。

他のキャラがメチャメチャ立ってて、マイムも素晴らしかっただけに、どうもここだけすっぽ抜けというか。
結局、逆にアリの存在感が妙に薄れてしまったような気がしないでもなかったです。

てかコンラッド@ルジマトフが非常貫禄と存在感があり、海賊らしい海賊で素敵すぎ。
ルジマトフ親分。
品のある坊ちゃまコンラッドではなく、頭領にして、恋に目覚め、心のままに海を駆る思いに一途な海賊って感じでカッコヨスなのですよ。
同時にルジマトフって、所属カンパニー以前に、どこにいても、なにがあっても、一人で踊ろうが大勢の中で踊ろうが、「ルジマトフ」なんだなぁ。
この人の個性はやはり異色で、独特なのだと改めて思いました。

で、今回レニ国に出向いた目当てはやはりサラファーノフ。
なもんで出てくると目がそっちに行くのですが、アリというキャラの存在感が薄れた感じがあって、見せ場そのものは奴隷のままのパ・ド・トロワのみという感じ。
とはいえ、踊りはやはり素晴らしいので、踊りだすとパァっと光る。

てかサラファーノフ、踊り自体は伸びやかで丁寧で、レニ国の中にいても、「観る専」の目から見てもやはり抜きんでているんだなぁと思うし、やっぱり私は彼が好きなんですが、何だろう。
キーロフ時代の、出てくると「うわぁv(//∇//)」と感じた、彼特有のお日様っぽいオーラがあまり感じられなかったというか…。
彼そのものに変化があったのか何なのか。
確かに相変わらずのサラファーノフなんだけど、何かが違う…??

舞台的には「海賊」はキャラがそれぞれ立っててとても面白かった。
ちゃっかり者のギュリナーラに、ふてぶてしいビルバント。
フォルパンはかっこよかった。
なによりランケデムが妙にキャラが立ちすぎてて、めちゃめちゃいい味わいを出していたのは、個人的な感想ですが。

●オーソドックスに「白鳥の湖」

8日はサラファーノフ王子とペレンの白鳥。

サラファーノフ、確かに「レニ国」にとけ込んでいるようで、違和感は最初の「海賊」ほど薄れたとはいえ、でも何か違和感を感じるのは何なのか。
…わかりません。
本当に最後まで不思議な感じだ。
これに今度はワシーリエフやオーシポワが加わるのか…と思うと、一体このカンパニーがどう変わり、どこへ行くのか、興味は出ますよね。

舞台的にはペレンがベテランならではの大貫禄で、ひとつひとつの動きがとても丁寧で、なによりジュテはほぼ無音着地。
たおやかなオデットと、ダイナミックな黒鳥のメリハリのある役作りはさすが、というべきか。
ローテンポな音楽でも余裕の動き、余裕のフェッテ。
いやぁ、恐れ入りました。

ここのカンパニー、派手さはないけれど、今回は全体的にローテンポの音楽で、一つ一つの動きをじっくりしっかりキレイに見せていた。
四羽の白鳥もパッカパッカ、パカラッパカラッという音がほとんどせず、粒も揃っててキレイ。
1幕のパドトロワも腕の振りや足の角度とか、三人の動きが揃っていて観ていてホッとする。
古典は基本があってこそ、というのを改めて感じさせてもらいました。

また王子のママンがとっても若くて、まるで後妻に入った途端に王様が亡くなったというような雰囲気。
さらにサラファーノフが相変らずの童顔というのか、まるでお姉さんと弟という感じがしないでもない、それはそれで一種変わったテイストの「白鳥の湖」を思い浮かべる感じになってしまったというか(^_^;)
いや、それはそれで楽しかったのだけれど。

でも最後ロットバルトを倒し、手と手を取り合う姫と王子はいいんだけど…舞台中央ど真ん中に、幕が下りるまでロットバルトの死骸(??)が転がってるというのは、どうなんだろう(^_^;)
もうちょっと演出考えた方がいいぞ、ここは。

そんなわけで、いろいろ最後まで不思議な感じを抱きつつの、今回のレニ国鑑賞でした。

果たして次の来日にはドゥアト版を持ってきてくれるのか。
サラファーノフに感じている妙な「???」も、そのときなにかしら答えの一つは出るのでしょうか??

それより毎年来ていたレニ国も、今まで通り来るのかどうかも分からないなぁ。
結局私が見た3日間で満席だったのは新春ガラの都さんが出る回だけで、「海賊」はルジ&サラというキャストの割には2階から上の席はガラガラで人が数えられるほどだし、三連休中日のソワレの「白鳥」も、1階席でも空席がかなり目立ちました。
何よりトイレが全然空いてたというのが、混み具合のバロメーターというか。
私の属する旅行業の世界も大変だけど、舞台興業も難しい時代になっているなぁと、これも改めてつくづく思いました。
# by kababon_s | 2012-01-09 03:05 | Ballet | Comments(0)
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